欧米と日本のドアの話
内開きと外開きのドアの話ですね。
外国映画で刑事が容疑者の家を踏み込む場合を思い出してください。
こういう場面の定石は、刑事の中で一番体格のいいやつがドアに体当たりするか、ドアを蹴飛ばします。
こういうアクションは、映画でも小説でも良い見せ場として仕立てやすいようです。
ところが、日本の刑事物語ではほとんど出てこない。これは、日本の出入り口のドアは外開きが圧倒的に多いせいでよう。
もし外開きのドアに体当たりしたら、脱臼するのがオチでしょうね。
もちろん、オフィスやホテルのドアは内開きも多いので・・・この件は後でお話ししますように、これらのドアでは(靴の)履き替えが行われないから・・・。
そういう日本特有の状況を映画に利用すれば、張り切り刑事に、まず二、三回、内開きのドアのぶち破りの伏線を配してから、その後の場面でおもむろに外開きのドアに体当たりさせれば、かなり爆笑もののギャグになると思います・・・ね。
生活様式に適した現実的な解決
外開きか内開きかということになると、どうも内開きの方が具合がいいようです。
ちょっと想像してみてください。
玄関の前にお客が立っています。外に開くドアではお客がドアで押しのけられますね。それに比べ、内開きのドアでは、ちょうど「いらっしゃいませ」とでも言うように、客を向かい入れるように開くからはるかに感じが良いですね。
それなのに、なぜ?日本の玄関ドアは外に開くのか?
>続きます。